令和初日となった昨年のGW旅行の最終日ですが、まず福山駅から南へ15キロほどのところにある、鞆の浦へ行きました。鞆の浦は、古い町並みと、「江戸時代の港湾施設である「常夜燈」、「雁木」、「波止場」、「焚場」、「船番所」が全て揃って残っている」(fromWiki)ということで、確かに昔ながらの町並みが現存している港です。
まずは、福禅寺対潮楼という客殿に行きました。この座敷から風景はよかったですね。しばらくぼうっとしていたくなる風景を満喫できました。
福禅寺のあとは、メインスポットである常夜燈に向かって商店街の町並みを抜けていきます。途中で、相方が買おうとしていた店舗とは別のようですが、保命酒を購入しました。
常夜灯はさすがに夕方が綺麗そうですが、人がやはりごったがえしていて、ノスタルジーな気分には浸れずじまいでした。
鞆の浦をあとにすると、県道47号線をひたすら走り、国道2号線を経由して瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)へ入ります。天気が相変わらずいけていませんが、山陽道と違って走りやすい印象です。
まずは、因島まで行き、因島水軍城へ向かいます。私たちが到着した時間はたまたま駐車場が満杯で、ふもとの駐車場に止めるように指示され、急な坂道を上るはめになりました。
歴史に疎い私は、水軍城から結構な瀬戸内海を見渡せるのかな、と勝手に思っていましたが、決してそういうわけでもなく、お、おう…という印象でした。村上水軍好きであれば、一日中楽しめるのかなと思います。
その後は、隣の生口島へ渡り、遅めのお昼を食べて、耕三寺へ向かいます。比較的新しいお寺で、 日本各地の著名な歴史的建造物を模した堂があります。もともとはお母さんへの気持ちに由来しており、温かみのあるスポットですが、なんだかいろいろ面白かったです。
イタリア・カッラーラ産の3000トンの大理石を用いた環境芸術である「未来心の丘」も大理石をふんだんと使っていてよかったです。晴れていれば、もっと石の白が映えていたのかなと思います。
財力があれば、というわけではないですけど、明智小五郎の「パノラマ島奇談」のような印象が残りました。自分もこんなん企画してみたいですよね。
本来、私の構想の中では、隣の大三島に移動し、盛港から船を渡ってうさぎ島である大久野島へ渡る予定でしたが、この日は広島空港から東京へのフライト日であり、時間的に厳しくなってしまいました。そして泣く泣くうさぎちゃんと会うのはあきらめ、帰りは尾道市街を少し見て、帰りました。
後の大久野島リベンジはこちらで
広島空港傍のレンタカー会社に車を返しましたが、近隣のどこもガソリンスタンドが営業しておらず、焦りました。やむなく10数キロ離れた箇所含め3件まわったのにどこも営業していないことや、フライト時間もあるなど交渉して、レンタカー会社給油で落ち着きました。
全日空 広島 20:15発と遅いフライトでしたが、ガソリンスタンドはおろか、空港内のお好み焼き屋さんもほぼ閉店してしまっています。広島空港を利用する際は、1本前のフライトがおススメなのかな、と思います。